グッドウッドをデレック・ベルが走る

グッドウッドをデレック・ベルが走る

GT & スポーツカー

ベル、1970年製Ferrari 512 S をドライブ

6月26日、英国・グッドウッド発 

1970年5月17日に行われたスパ1,000km耐久レースで、デレック・ベルは初めてスポーツ・レーシングカー、Ferrari 512 S をドライブしました。この512 S は、1970年および1971年のマニュファクチャラー選手権参戦マシンとしてフェラーリが製造した25台のうちの1台で、チーム・エキュリー・フランコルシャンからエントリーした車輌です。このレースでベルは、ベルギー人ドライバーのユーズ・ドゥ・ フィエラントとタッグを組みました。

Derek Bell at Goodwood

全合金製 5.0リットル V12エンジンを搭載したFerrari 512 S は、出力550馬力、212mph (341.2 km/h)以上という最高速度を誇りました。設計はジャコモ・カラリが担当し、ベルリネッタおよびスパイダーの2タイプが製造されました。チューブラー・スペースフレーム・シャシーにポリカーボネート製ボディという組み合わせによって、Ferrari 512 S の車輌総重量は、わずか840kg に抑えられています。

Derek Bell at Goodwood

デレック・ベルは、スパ1,000km決勝を7番手からスタートし、総合 8位でゴールしています。その後、彼はル・マン 24時間レースでも 512 S をドライブしました。この時は、フェラーリのワークスチームから参戦し、チームメイトはロニー・ピーターソンでした。また11月には再びエキュリー・フランコルシャンとともにキャラミ(F1南アフリカGPサーキット)9時間耐久レースに参戦し、Ferrari 512 S のステアリングを握っています。