フェラーリ、センター・ステージへ:Villa Erba

フェラーリ、センター・ステージへ:Villa Erba

GT & スポーツカー

珠玉の跳ね馬17台がオークションに出品

5月18日、イタリア・マラネッロ発 

コモ湖畔にたたずむ美しいヴイッラ・エルバ(Villa Erba)で開催される「RMオークション」と「サザビーズ・セール」への注目度が俄然高まってきました。このオークション・イベントは、世界中のフェラーリ・コレクターおよびエンスージアストの方々が、毎回心待ちにしている 「コンソルソ・デレガンス・ヴィッラ・デステ」 のプログラムのひとつとして開催されます。

注目の車輌: 5月23日のオークションには、40台が出品される予定です。フェラーリは17台で、そのうちの数台は、かなりの高額で取引されると予想されています。最も注目されている車輌は、1960年式の250 GT SWB Berlinetta Competizioneです。最初のオーナーは、イタリア・フィレンツェのお客様でした。その後、米国・カリフォルニアの億客様を経て、日本へと渡り、現在再び米国へ戻っています。オーナーは、かつてのF1チーム、アローズの創設者であり、自身もF1ドライバーとして活躍していたジャッキー・オリバー氏で、同車輌は、数々のモータースポーツ・イベントで勝利を飾りました。1,100万~1,300万ユーロでの取引が期待されているのは、1961年式の素晴らしい250 GT SWB California Spiderです。フェラーリ・クラシケ部門によってオリジナル・コンディションにレストアされた後、コモ湖へ戻り、2013年のコンソルソ・デレガンスで勝利を飾りました。今回の出品車輌は、わずか16台しか製造されなかった、ライトカバーのない、オープンヘッドライト仕様の1台で、つい数ヶ月前までマラネッロの「ムゼオ・フェラーリ」で開催されていた「California Dreaming」の展示車輌としてディスプレイされていました。

 


ペルグーサで優勝:華々しいモータースポーツ・キャリアを誇る1952年式Ferrari 212 Export Barchettaも、少なくとも600万ユーロで落札されると予想されています。シチリアのルイジ・ボルドナロ・ディ・キャラモンテ氏が競技目的で購入し、処女レースとなった1952年のヒルクライム、Corsa al Monte Pellegrinoにて見事優勝を飾り、さらにその後も2度の優勝を果たしています。同年8月、ボルドナロ氏はPergusaのCircuito della Cravattaで勝利、翌年にはAgrigento近くの美しい景観を誇るCorsa dei Templiで優勝を果たしました。その他にも、イタリア・ヒルクライム選手権の開幕戦の地として今も残るCoppa Nissenaなど、数々のヒルクライム・レースでも優勝を飾っています。1955年にスイス人エドアルド・マルガイラズ氏の手に渡り、Verbois Hillclimbで勝利しました。その後、米国・カリフォルニア在住のお客様がオーナーとなられたのを機に、レースからは引退して、コレクション展示車輌として大切に管理され、数々の賞を受賞しています。その他、1950年式195 Inter Berlinetta、1960年式250 GT Cabriolet Serie II、1963年式250 GT/L Berlinetta “Lusso”、1985年式GTO、1996年式F50も、100万ユーロを超える取引が期待されています。

その他の車輌:5月23日のヴィラ・エルバで開催されるそのほかのオークションに出品されるフェラーリは、10年近くデザイナーたちにとっての基準となってきた365 GTB/4 Daytona Berlinettaをはじめ、1991年式F40、2002年式Enzoなど9台です。