フェラーリ、GTコンストラクターズ・タイトルを獲得

フェラーリ、GTコンストラクターズ・タイトルを獲得

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11月30日、ブラジル・インテルラゴス発 サンパウロで開催された世界耐久選手権最終戦(WEC)インテルラゴス6時間レースにおいて、フェラーリは、ライバル勢を抑えてGTクラス・コンストラクターズタイトルを獲得しました。セーフティーカーが出動し、スリリングな展開となったレースでの勝利でした。チェッカーまで残り25分の時点で、ポルシェ・プロトタイプをドライブするマーク・ウェバーと90号車フェラーリのマッテオ・クレソーニとのアクシデントが発生し、事実上レースはここで終了となりました。幸いなことに、両ドライバーとも大事には至りませんでした。

この結果、フェラーリは世界耐久選手権歴代3位となる通算17回目のタイトルを獲得しました。フェラーリにとって最初のタイトル獲得は、ジュゼッペ・ファリーナ、アルベルト・アスカーリ、マイク・ホーソーン、ジャンニーノ・マルゾットといった素晴らしいドライバーの活躍がタイトル獲得に大きく貢献したシリーズ初年度、1953年のことです。
フェラーチとAFコルセ・チームが順調なシーズンを送ったことは、このコンストラクターズ・タイトル獲得が実証しています。6月にはポルシェやシボレー、アストンマーティンといった強豪自動車メーカーを破り、伝統のル・マン24時間を制しました。最終戦インテルラゴスの前に開催された第7戦バーレーンでは、一足先にジミ・ブルーニ/トニ・ヴァイランダーが世界耐久選手権LMGTE-Proクラスのタイトルを決めました。また、アマート・フェラーリが率いるAFコルセ軍団は、これで3年連続してタイトル獲得となりました。

シーズン・ハイライトとなる最終戦でチームをサポートすべく、ブラジル入りしたアントネッロ・コレッタは、レース終了直後、「これは本当に素晴らしい結果です」とコメントしました。「世界耐久選手権に参戦するフェラーリにとって、3年連続の世界タイトル獲得となりました。高い信頼性とドライバーの卓越したドライビング技術、優れたチームワークといったすべての要素が、この度重なる成功を支えていることは明白です。そして、フェラーリがGTクラスの頂点に立っていることもまた、明らかです。今回のレースは、51号車が予期せぬパンクに見舞われたり、戦略上の問題も起こり、非常にタフでした。しかし、最後はタイトル獲得に必要なポイント、そして全3タイトルを獲得することができて満足しています。明日からは来シーズンに向けて新たなスタートを切ることになりますが、今は、この素晴らしい勝利の喜びに浸っていたいです」

LMGTE-Proクラスでの最高位は、3位入賞を果たしたダヴィデ・リヨン/ジェームズ・カラード組のカーナンバー71、AFコルセカラーの458 Italiaです。これにチームメイトのジミ・ブルーニ/トニ・ヴァイランダー組が続きました。このクラスを制したのは、ターナー/ミュケ組のアストンマーティン97号車でした。
LMGTE-Amクラスでは、ワイアット/ルゴーロ/ベルトリン組のAFコルセ81号車で3位でチェッカーを受けました。また、今回スポット参戦したエマーソン・フィッティパルディは、厳しい戦いを強いられ、6位に終わりました。レース開始後2時間半が経過したとき、この元F1世界チャンピオンは、ギアボックスにトラブルを抱えてピットインを余儀なくされました。AFコルセのメカニック達は短時間で修理し、レースに復帰させませましたが、ここで貴重なタイムを失ってしまいました。この世界耐久選手権最終戦ブラジル戦にAFコルセの61号車でレースにカムバックしたフィッティパルディが最後にレースを走ったのは2008年のブラジルGT選手権でした。“エモ”のレース史において、プランシングホースでのレースは、今回が初めてです。
12月5日金曜日、フェラーリのWECチャンピオン達は、ドーハで行われるFIA年間表彰式に出席し、翌土曜日には「フィナーリ・モンディアーリ・フェラーリ」が開催されるアブダビへ向かう予定です。