テーラーメイドの気品

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GT & スポーツカー

蘇る伝説のスタイル:Ferrari California T

4月20日、イタリア・マラネッロ発

本日開幕した上海モーターショー(4月29日まで開催)にて、フェラーリは、極上のオーダーメイドCalifornia T を発表しました。このCalifornia T は、お客様のご要望に合わせて車輌をカスタマイズしていただける、フェラーリならではの「テーラーメイド」プログラムの可能性を示唆するために、今回特別にカスタマイズした1台です。

Ferrari California シリーズは、誕生した1950年代当初から、気品、スポーツ性、多機能性といった際立つ要素を車輌で再現してきました。今回のオーダーメイドCalifornia T を仕上げるにあたって、フェラーリのデザインチームは、歴代California モデルに息づく精神を継承しつつ、時代を超越した洗練さをスタイル・テーマに設定しました。そしてデザイナー達は、自然な美しさと無理のないシックな印象で知られる女優のイングリッド・バークマン、そして優雅なジャックリーン・ケネディに代表されるケネディ家。この2つの偉大な象徴からインスピレーションを得ました。

 

California T のエクステリア・カラーは、イングリッド・バークマンの名を冠した「Ingrid Grey」。これは映画監督、ロベルト・ロッセリーニ氏が、彼女に贈った Ferrari 375 MM で採用された、非常に印象的な上品かつ控えめなグレーです。

一方、インテリアはラグジュアリー・グッズおよびファニチャー・デザインの世界からヒントを得た材質、およびディテールによって、壮麗に仕立てています。特に、「誉れ高いスレッド・カウント」生地のような滑らかなレザーで仕上げた赤みを帯びたブラウン・カラーのシートは、ジャン・マリー・マッソー氏が米国のファーストファミリー、「ケネディ家」のスタイルに影響を受けてデザインした一連のケネディ・チェアのバリエーションです。
ジャックリーン・ケネディ女史は、彼女自身の服装のみならず、1961年に実施したホワイトハウス改装の際にも、完璧なセンスを発揮したことでも知られています。センター・コンソールおよびドア内貼りなど、ワックス・エッジ仕上げのレザーによって、車輌の豪華さに色を添えます。

このようなビンテージ・インスピレーションにも関わらず、このCalifornia T のインテリアは、ダッシュボードおよびセンター・コンソールに配したマット・グレー・メタリックのディテール、ブラック・アルカンターラ製のシート・インサートなどでスタイリッシュかつ現代的な雰囲気をも備えています。さらには、天然黄麻の裏地のニュージーランド産100% ピュア・バージン・ウール製のフロア・マットも注目に値します。同ウールは通常、ラグジュアリーな邸宅のインテリア装飾に用いられる素材で、素晴らしく柔らかで温もりある感触を特徴としています。

控えめなエクステリアと素晴らしいインテリアの組み合わせによって仕上げたこの California T は、フェラーリのテーラーメイド・プログラム至上の逸品となりました。同時に、フェラーリのデザインチームが、どのようにして歴史に残るこれまでのデザイン要素に新鮮かつ斬新的な要素を加味して、これまでにないエレガントな車輌に仕立てるか、という完璧なデモンストレーションなのです。