458 Italiaの V8 エンジン、2賞受賞

ドイツ、シュトゥットガルト、5 月 18 日 – フェラーリ 458 イタリアに搭載される 4,499 ccの V8 エンジンが、栄誉ある 2011 年インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを「ベスト・パフォーマンス・エンジン賞」と「 4 リッター以上部門賞」の 2 部門で受賞しました。

この賞は、審査員を務める 36 カ国 76 名の自動車ジャーナリストが、エンジンの技術的な優秀性を、ドライバビリティ、パフォーマンス、経済性、そして品質の高さの観点からそれぞれ評価するというものです。また、賞を授与するにあたり審査員の方々は、 458 イタリアの素晴らしいエギゾースト・ノートを「他と間違えようがない 458 独特のもの」と賞賛しています。今回の授与式にはフェラーリ社でパワー・トレイン部門を統括するジャン‐ジャック・ヒスが出席しました。

458 の名称は、フェラーリ製ドライサンプ、フラット・プレーン・クランクを採用した 90° V8 エンジンの排気量「 4.5 リットル」とシリンダー数の「 8 」に由来します。エンジン・テクノロジーの粋を集めたこのユニットは、ロード・カーとして世界初の最高回転数 9,000 rpm 、 12.5 対 1 という高圧縮比を実現、出力は 570 CV を誇ります。また、 1 リッター当たり 127 CV という圧倒的な数値は、これからのベンチマークとなることでしょう。

最大トルクは 540 Nm /6,000 rpm ですが、 3,250 rpm ですでに最大トルクの 80 % を発生します。このように回転数を問わず瞬時に大きなトルクを生み出すことで優れた柔軟性をもたらせました。リッター当たり 120 Nm という数値達成もまた、458 イタリアが誇れるもうひとつの記録です。

エンジン・コンポーネントの設計は、レーシング・テクノロジー、とりわけ F1 からの影響を色濃く引き継いでいます。流体力学効率を突き詰めることでパフォーマンスと燃費目標を両立し、国際的にも厳しい環境規制に適合。さらに HELE (ハイ・エモーション/ロー・エミッション)システムの導入によって、この570CV、V8エンジンはクラス最高の CO2 排出量 275 g /kmと、11.8 L /100 km( ECE+ EUDC 複合サイクル)の燃費を達成しました。

458 イタリア主要諸元

エンジン

形式
90° V8

総排気量
4,499 cc

ボア × ストローク
94 × 81 mm

最高出力
570 CV*( 425 kW*)/ 9,000 rpm

最大トルク
540 Nm /6,000 rpm

比出力(出力/1リットル)
127 CV /L

最高回転数
9,000 rpm

圧縮比
12.5:1

性能

最高速度
325 km/h

0 – 100 km/h
3.4 秒

0 – 200 km/h
10.4 秒

0 – 400 m
11.3 秒

0 – 1,000 m
20.3 秒

100 – 0 km/h (制動)
32.5 m

乾燥重量/パワーウェイトレシオ
2.42 kg /CV

燃費、 CO2 排出量

燃費**(ヨーロッパ仕様車)
11.8 L /100 km

CO2排出量(ヨーロッパ仕様車)
275 g CO2 /km

*ラム効果による3.7 kWを含む

**ECE + EUDC複合サイクル & HELE システム