アーチェリー・イタリア代表、来訪

アーチェリー・イタリア代表、来訪

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カーボン・グリップを求めて

5月22日、イタリア・マラネッロ発 

フェラーリの名前は、単にスタイルや進化だけではなく、技術や研究、そしてパフォーマンスとも同義です。また、フェラーリ・ブランドは常に他のスポーツ分野およにそのアスリートたちとのコラボレーションにオープンな姿勢を貫いてきました。

その一環として、イタリア・オリンピック協会(Coni)、イタリア・アーチェリー連盟、そしてアーチェリー・イタリア代表チームの3名(2012年ロンドン・オリンピック男子団体で金メダルを獲得し、2008年の北京オリンピックでは銀メダルを獲得したマウロ・ネスポリ、 エレナ・トネッタ、サラ・ヴィオリ)のメンバーがマラネッロを訪れました。

悪魔もまた細部に潜む。 ネスポリ選手は、以前にもマラネッロを訪れていますが、トネッタとヴィオリの両選手にとっては、アベトーネ通りの門をくぐるのは、これが初めてのことです。選手たちは、単なる表敬訪問として訪れた訳ではありません。彼らはアゼルバイジャンのバクーで開催される欧州競技大会、そしてこれよりもさらに大切な6月末、コペンハーゲンで開催されるアーチェリー世界選手権というシーズンのハイライトとなる重要な2つの大会に向けて準備を整えているところです。

サラは、今回の目的について語ってくれました。「フェラーリが持つ技術とスポーツの伝統は素晴らしく、また複合素材に関する経験は豊富です。現在アーチェリー競技では、素材が標準化されており、ひとつを除いて、開発の余地はありません。そのひとつが、選手の一人ひとりの手に合わせてカスタムメイドするカーボンファイバー製グリップなのです。アーチェリーの選手は、平均で1年に1張、弓を新調します。私たちは、その弓に必要なカスタム・グリップの細部に宿る神の、その後ろに潜む『妥協』という悪魔に惑わされない、完璧な答えを追求しているのです」

 

共通点。 フォーミュラ 1に欠く事のできない素材、カーボンファイバーは、アーチェリーと最高峰のモータースポーツとを結びつけるひとつです。でもこのイタリア人アーチェリー選手は、さらに多くの共通項が存在するとコメントしました。「その細部に至るまでを徹底的に追求するという姿勢もまた、私たちアーチェリー選手とフォーミュラ1、そしてフェラーリの車輌に共通するものです。実際にフェラーリは、完璧とも言えるプロダクトの完成度の高さが大きな特徴となっています。だからこそ、私たちには、マラネッロとのコラボレーションが極めて重要なのです」

輝かしい戦績を誇るネスポリ氏は、ドライバーとアーチェリー選手の関係にも触れました。「私は、長年スポーティーで、アグレッシブなマラネッロの車輌に憧れるフェラーリ・ファンです。一見、車と弓では共通する部分がないように思われるでしょうけれど、俊敏な反応を維持するための『集中力』は、共通点のひとつです。ドライバーは、何周も繰り返しコースを周回しますが、そのラップタイムは安定しています。これこそ集中力のたまものです。私たちは、アーチェリーでこれと同じことをやっています。さらに、ドライバーは、起こり得る様々な状況をすべてイメージして、何が起こっても即座に対処できるよう準備します。私たちも同じです。70m 、 90m 先の的と対峙する時、風速・風向はもちろん、雨やその他、周囲の様々な要素による影響等をすべて計算し、イメージするのです」