3つの魔力:500 Mondial

3つの魔力:500 Mondial

GT & スポーツカー

レストアから勝利まで

9月30日、マラネッロ発 

伝説のコンクールデレガンス開幕のわずか1週間前というぎりぎりのタイミングでエントリーし、ペブルビーチに到着した 500 Mondial は、太平洋岸で開催された2日間のイベントで他を圧倒し、3 賞を受賞しました。それはトム・ペック氏の 500 Mondial です。出場したコンクールデレガンスの特別部門でクラスで優勝した彼の 500 Mondial は 、その翌日、米国フェラーリ・クラブ主催のイベントで、プラチナ賞とフィル・ヒル・トロフィーを受賞しました。

 



精緻な仕事。500 Mondial のレストレーションは、完了までに1年半を要しました。車輌がフェラーリのクラシケ部門に持ち込まれた時、ボディカラーはレッドでした。しかし今回、女性を虜にしたドミニカのジェントルマン、ポルフィリオ・ルビロサ氏がステアリングを握り、初めてレースに参戦した当時のブルーのカラーリングをまとい、原状回復されました。そして今回、この 500 Mondial は、かつて1950年代に開催されたペブルビーチ・ロードレース出場車輌に用意された特別部門に参加しました。

勝利。コンクールに先立って、参加する全ての車輌が美しいパシフィックコースト・ハイウェイに沿って、ペブルビーチに隣接する太平洋沿岸の街、カーメルをパレードしました。500 Mondialは、そのツアー中に審査員の心をつかんだようです。選考開始直後、同車はクリス・ボック氏率いる門家グループの注目を集め、3台の優勝候補車輌のうちの1台に選出された後、当該部門で見事1位を獲得しました。

さらなる栄光。 8月16日に 500 Mondial は、カーメル・ヴァレーで開催された米国フェラーリ・クラブ主催のイベントにも参加しました。そして、プラチナ・アワード部門賞を受賞した上に、全参加車輌中からベストカーに与えられるフィル・ヒル・トロフィーも手にしました。

トム・ペック氏は、もう1台フェラーリを所有しており、現在クラシケ部門でレストア中です。イベントではこの 166 もビッグスクリーンに映像で登場しました。ベック氏は今、この車輌でペブルビーチ 2 勝目を狙うという強い誘惑に駆られていることでしょう……。