フェラーリチャレンジ・トロフェオ・ピレリ APAC シリーズ・レース2

フェラーリチャレンジ・トロフェオ・ピレリ APAC シリーズ・レース2

GT & スポーツカー

ダニンドロ連勝、ザンとディッカーが各クラスを制す

2018年3月25日、オーストラリア・メルボルン発 本日行われたフェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・アジア・パシフィック・シリーズ第1戦、レース2は、ウェットなドラマは全くありませんでした。昨日の豪雨が嘘のように朝から青空が広がったアルバートパーク・サーキットでダニンドロ氏が終始レースをリードし、再び表彰台の最上段に立ちました。

レースはスタート直後から激戦となりました。最高のドライバーであっても、オープニングラップの1コーナー進入でピンチに陥るということが多々起こります。ここ数年のF1レースのスタートがこの事実を裏付けています。そして今回、そのターン1でチャレンジ・レースのドライバーたちが先を争い、多くのドラマが起こりました。ターン1での多重接触で多くのマシンがダメージを負い、地元ドライバーのマーティン・ベリー氏を含む数名が早々にレースを終えました。一方グリッド後方からスタートしたレバノンのタニ・ハンナ氏はこの混乱を冷静に回避し、大きく順位を上げました。ハンナ氏とアイルランドから参戦のヘクター・レスター氏はその後力強い走行を披露してトップ12入りを果たしました。

 

トロフェオ・ピレリ

インドネシアのラマ・ダニンドロ氏が、488 Challengeで再びレースを制しました。先頭集団の順位争いは、ダニンドロ氏と、同じくインドネシアから参戦のレナルディ・ハタソイ氏、アメリカのジェームス・ワイランド氏の激戦となり、これにイタリアのフィリッペ・プレッテ氏がシリーズ優勝経験者の意地を見せ、先頭集団に加わろうとアグレッシブな走りを披露、オープニングラップからスリリングなレース展開となりました。ハタソイ氏は2周目にワイランド氏を捉えて2番手に上がると最終ラップまで首位を走る同郷のダニンドロ氏を猛追しましたが、抜くには至りませんでした。また香港のアレックス・オー氏は、レース中盤、他車に接触されてセーフティカー導入となり、これが災いしてトップ10入りを逃しています。セーフティカー解除後の再スタートを完璧に決めたダニンドロ氏は、豊富なレース経験を武器に2位以下を大きく引き離してトップチェッカーを受けました。セーフティカー導入直前まで3番手を走行していたワイランド氏は、終盤プレッテ氏に抜かれて4位でゴール、表彰台を逃してしまいました。

シェル

シェル・クラスのレースは激戦となりました。昨日のレース1でクラス優勝した香港のヴィンセント・ウォン氏がスタートからグループの首位に立ち、台湾のタイガー・ウー氏、中国のエリック・ザン氏と、三つ巴の激しい1位、2位争いを繰り広げました。しかし、3周目に接触があり、リタイアに追い込まれました。その後はザン氏がレースをリードしてクラス優勝を飾りました。2位にはタニ・ハンナ氏、続いてヤンビン・シン氏が3位に入りました。

シェルAM

ニュージーランドのデビッド・ディッカー氏が、ライバルの中国、ミン・シャオ氏に3秒差をつけてメルボルンのサーキットで週末に開催されたフェラーリ・チャレンジで初勝利を飾りました。昨日の勝者、韓国のアンドリュー・ムーン氏は3位でゴールし、今回も表彰台に登壇しました。ディッカー氏はジェントルメンカップでも勝利を収めています。また、レディースカップはタイのカンティーチャ・チムシリー氏が獲得しました。

スケジュール

フェラーリ・チャレンジ・アジア・パシフィックの次戦は、4月13日から15日にかけてニュージーランドのハンプトン・ダウンズで開催されます。