250スポルトから派生した250 MMにはふたつのバージョンがありました。ひとつはピニンファリーナのベルリネッタで、新時代の到来を告げるデザインでした。もう1台はヴィニャーレによるバルケッタです。エンジン、サスペンションともに大幅な改良が加えられ、特にサスペンションにはフーダイル社製ダンパーが備わりました。ギアボックスはオールシンクロの4速。250スポルトと比べるとはるかに扱いやすいクルマでした。イタリア国内レースで数勝を挙げたほか、フィル・ヒルの操縦によりアメリカでもいくつかのレースに勝利しています。

高精細「250 MM」の厳選ベスト・ショット。フォトギャラリーでは、この1953年型フェラーリ・モデルの細部および最も重要部分とともに車輌の際立つ特徴をお愉しみいただけます。
| タイプ | フロント縦置き・60度V型12気筒 |
| ボア・ストローク | 73 x 58.8 mm |
| 1気筒あたり排気量 | 246.10 cc |
| 総排気量 | 2953cc |
| 圧縮比 | 9 : 1 |
| 最高出力 | 176 kW (240 hp) at 7200 rpm |
| リッターあたり出力 | 81 hp/ℓ |
| 最大トルク | - |
| バルブ作動システム | SOHC 1気筒あたり2バルブ |
| 燃料供給 | ウェバー(トリプル)36 IF/4Cキャブレター |
| 点火装置 | 1気筒あたり1プラグ、2コイル |
| 潤滑システム | ウェットサンプ |
| クラッチ | マルチプレート |
| フレーム | スチール製チューブラーフレーム |
| サスペンション 前 | 独立懸架、ダブルウィッシュボーン、リーフスプリング、油圧ショックアブソーバー |
| サスペンション 後 | ライブアクセル、半楕円スプリング、油圧ショックアブソーバー |
| ブレーキ | ドラム |
| トランスミッション | 前進4段+後進1段 |
| ステアリング | ウォーム&セクター |
| タンク容量 | 150ℓ |
| タイヤサイズ 前 | 6.00 x 16 |
| タイヤサイズ 後 | 6.00 x 16 |
| タイプ | 2座クーペ、スパイダー |
| 全長 | - |
| 全幅 | - |
| 全高 | - |
| ホイールベース | 2400 mm |
| トレッド 前 | 1300 mm |
| トレッド 後 | 1320 mm |
| 車重 | 900 kg (クーペの乾燥重量) |
| 最高速度 | 250 km/h |
| 0-100 km/h | - |
| 0-400 m | - |
| 0-1000 m | - |