
340 MMは1953年のミッレミリア用に作られ、ジャンニーノ・マルツォットが見事、ヴィニャーレボディを架装したバルケッタを勝利に導きました。マルツォットはレース中、142 km/hを上回るスピードで走り、平均スピード記録を塗り替えました。しかし、その途方もないパワーのおかげで、実に操縦しにくいマシンという側面もあったのです。このマシンの実力を充分に引き出せるドライバーは、ほんのひと握りでした。ジジ・ヴィロレージはそうした偉大なドライバーのひとりで、同じ年のジーロ・ディ・シチリアを、爆音高らかに制したのです。F1チャンピオンのアルベルト・アスカリも、340 MMの開発に一役買っています。
高精細「340 MM」の厳選ベスト・ショット。フォトギャラリーでは、この1953年型フェラーリ・モデルの細部および最も重要部分とともに車輌の際立つ特徴をお愉しみいただけます。
| タイプ | フロント縦置き・60度V型12気筒 |
| ボア・ストローク | 80 x 68 mm |
| 1気筒あたり排気量 | 341.80 cc |
| 総排気量 | 4101 cc |
| 圧縮比 | 8 : 1 |
| 最高出力 | 206 kW (280 hp) at 6600 rpm |
| リッターあたり出力 | 68 hp/ℓ |
| 最大トルク | - |
| バルブ作動システム | SOHC 1気筒あたり2バルブ |
| 燃料供給 | ウェバー(トリプル)40 DCFキャブレター |
| 点火装置 | 1気筒あたり1プラグ |
| 潤滑システム | ウェットサンプ |
| クラッチ | マルチプレート |
| フレーム | スチール製チューブラーフレーム |
| サスペンション 前 | 独立懸架、ダブルウィッシュボーン、リーフスプリング、油圧ショックアブソーバー |
| サスペンション 後 | ライブアクセル、半楕円スプリング、油圧ショックアブソーバー |
| ブレーキ | ドラム |
| トランスミッション | 前進5段+後進1段 |
| ステアリング | ウォーム&セクター |
| タンク容量 | 177ℓ |
| タイヤサイズ 前 | 5.50 x 16 |
| タイヤサイズ 後 | 6.50 x 16 |
| タイプ | 2座クーペ、スパイダー |
| 全長 | - |
| 全幅 | - |
| 全高 | - |
| ホイールベース | 2500 mm |
| トレッド 前 | 1325 mm |
| トレッド 後 | 1320 mm |
| 車重 | 850 kg (スパイダーの乾燥重量) |
| 最高速度 | 282 km/h |
| 0-100 km/h | - |
| 0-400 m | - |
| 0-1000 m | - |